信頼される地域の女性の
かかりつけ医をめざして、
わたしたちは誓います。
皆さんは「妊健(妊婦健診)」という言葉を聞いた事があるでしょう。
正式な名称は「妊婦健康診査」といいます。妊婦健診は、母子保健法に基づいて行われています。はじまりは、1942年(昭和17年)までさかのぼります。診察や保健指導、出産育児に必要な物資の配給などが規定されていました。戦時下で人口確保の政策が急務であった当時の国内情勢が、日本の妊婦健診をスタートさせたのでした。以後次第に制度の充実が図られ、現在は公費負担による14回の受診回数とその際に行う標準的な項目(健康状態の把握、子宮底長・腹囲・体重・血圧計測や尿検査、保健指導、必要に応じた血液検査や超音波検査等)が定められています。
妊婦健診のなかで妊婦さんがいちばん楽しみにしているのは、超音波検査ではないでしょうか。
ご自身の赤ちゃんに会えるのですから。超音波はエックス線と違って放射線ではありませんので、妊娠には影響がありません。この検査には、超音波を出す装置をお腹に当てて行う経腹的検査法と、腟の中に入れて行う経腟的検査法があります。必要に応じて検査法を選択します。特にはじめての妊婦さんにとっては、「痛い、怖い、恥ずかしい」といったストレスがあるでしょう。しかし、妊娠初期には子宮の中に妊娠しているのかの確認や、胎児の大きさから正確な分娩予定日を決定するためにはとても大切な検査です。そして超音波診断装置上に映し出された胎児の心拍や動きを実際に見ることで、確実に妊娠していると確認でき安心につながります。
さらに妊娠週数が進むと、胎動の自覚と腹部の増大から妊婦さん自身で胎児が子宮内で育っていることを実感します。この時期の超音波検査では胎児の形態や動き、発育、胎位、羊水量や胎盤の位置などを確認します。
また4D超音波診断装置では、胎児の立体動画を見ることができます。
検査時の胎向や羊水量など条件にもよりますが、胎児の表情や四肢の動きがとてもリアルに観察できます。
妊婦健診時の超音波検査は、胎児診断の側面が特に重視されがちですが、一方で女性が妊娠による心身の変化を受容して胎児への愛着を形成し、出産に向かう準備や意識を高めることにも寄与しています。
妊娠中の歯科健診や産後健診に対する公費負担の拡充など改善すべき点はまだまだありますが、長い年月をかけて築いてきた日本が誇る妊婦健診を妊婦さんは必ず受診するようにしましょう。
32週までには入院のご準備を
していただきますようお願いします。
※当院でも準備しています。必要な方はお申し出ください。
※乳房の変化には個人差があります。あまり早期にお買い求めにならないようご注意ください。
※体調によりますが、産後1日目からシャワーが浴びられます。
★産後お使いになりたいものがある場合はご持参ください。
※入院の際は化粧、ネイル(手、足ともに)は落としてきてください。
※必ず記名をお願いします
※退院の前日までにそろえてください。
妊娠中の悩みや不安を解消し、 出産、育児にむけて準備をしましょう。
対象 | 妊娠28週以降 |
---|---|
内容 |
※母子手帳と筆記用具をお持ちください。 |
ご予約 | 予約制になっておりますので、受付または、Webでご予約をお願い致します。 |
ベビーマッサージは、赤ちゃんの成長発達を促したり、便秘解消、その後の寝付きが良くなるなど、たくさんのメリットがあります。
赤ちゃんへの効果だけでなく、マッサージをするお母さんもリラックスでき、親子の絆が深まります。
是非、一緒に楽しい時間を過ごしませんか?
ベビーマッサージの後は、お母さん&助産師とのお話タイム。
日頃の子育てのことなどいろいろお話しをして、みんなで分かち合いましょう。
持ってくるもの |
※お母さんは、半袖でオイルがついてもよい、動きやすい服装でお越しください。 |
---|---|
対象 | 生後2ヶ月〜ハイハイする頃までの赤ちゃんとママ |
ご予約 | Web予約からお願い致します。 |
乳房ケアを行うことで、母乳が出やすくなってあかちゃんが哺乳しやすくなるというメリットがあります。お母さん方のご希望に沿ってケアします。 おっぱいに関する心配事は、退院後でもお気軽にご相談ください。他院でお産された方からのご相談もお受けします。ただし、分娩管理中は対応できない場合があります。
※17:00~9:00は対応しておりません。
おかあさんとあかちゃんの健診を行います。
同時に、ご家庭であかちゃんとの生活を始めてから感じたお母さんの疑問や心配を一緒に考えることを目的としています。「おっぱいは足りているのかな?」「お世話の仕方はこれでいいのかな?」など、お気軽に何でもご相談ください。
おかあさんとあかちゃんの健診を行います。
出産後の体の状態をチェックします。またあかちゃんの体重や全身状態・成長を見守る大切な健診です。 必ず受診するようにしましょう。
当院で里帰り出産をご希望の方は、まずはお電話でご連絡ください。安全な出産を行う目的で、分娩数の上限を設定しております。
当院から他院へ里帰り分娩予定の方でも、帰られるまでは責任をもって妊婦健診をおこないます。 妊娠34週までには必ず紹介状をお持ちの上、受診してください。その際に妊娠初期の超音波写真があれば、健診の参考になります。
なお、当院は一次医療機関である為、リスクの高い方の分娩はお受けできません。ハイリスク妊娠と診断した場合は、県立宮崎病院・宮崎市郡医師会病院・宮崎大学等へご紹介します。
月経異常、不正性器出血、下腹部痛、おりもの(帯下)の異常、外陰部のかゆみなど、様々な症状を診察します。
子宮頸部細胞診と子宮内膜細胞診があります。頸がん検診で異常を認めた場合は、精密検査を行います。
治療が必要な場合は、総合病院へ紹介します。
症状を詳細に把握し、ホルモン補充療法を中心に行います。
子宮筋腫や卵巣腫瘍の診察・フォローアップを行います。
詳しい検査や治療が必要な場合は、総合病院へ紹介します。